フェスティバルの当日は、3階・多目的ホールの他にも、楽しい人形劇公演がいっぱいです。
2階・視聴覚室では、10時30分から、地元・松茂町を拠点に活躍するプロ劇団「影あそび劇団ジョイホナ」が、「イソポさんのおくりもの」を上演です。
小さな会場でしたが、100名を超えるお客様がお越しくださいました。
「イソップ物語」を素材に、幻想的な影絵の世界が表現されます。お客様は、小さな子どもたちが中心でしたが、愉快な物語に笑みがあふれます。
11時30分からは、2階・和室1を会場に、阿波人形浄瑠璃芝居が開演です。出演はもちろん、地元・松茂町の「ふれあい座」です。
まずは縁起物の「寿式三番叟」です。リズミカルな掛け合いの妙に、会場も和みます。
続いては、サプライズゲストの登場です。
毎月第1・第3土曜日の午後、人形芝居の練習に励んでいた「人形浄瑠璃こども教室」のメンバーが、口上と人形遣いとして出演しました。
子どもたちはまだまだ練習途中で、「傾城阿波の鳴門 順礼歌の段」の最初しか上演できなかったけど、伝統芸能を継承する楽しさをインタビューで話してくれました。ありがとう。
この後、あらためて「ふれあい座」メンバーによる「傾城阿波の鳴門 順礼歌の段」が披露されました。最初、80人ほどであったお客様も、最後は立ち見が出る盛況で、お客様も出演者も大いに楽しんだ45分間でした。