日中はまだまだ暑い9月ですが、夕暮れからは少し涼しくなってきました。当館にある屋外舞台で観劇するにはぴったりの時期なのですが、当日は夕方まで雨が降りそうな不安定な空模様…
もしも雨が降った場合に備えて、館内にも雨天に備えて舞台を組んで、雲を見つめること数時間…
舞台の上に、うっすらお月様が…! |
夕暮れの雲の合間に、うっすらとお月様が!
というわけで、無事に、屋外舞台での上演となりました!
普段は館内に組んだ舞台で浄瑠璃芝居を上演しておりますが、雰囲気のある夜の外舞台はまたひと味違います。
人形を操るのは、松茂町内の人形浄瑠璃一座「ふれあい座」の皆さん |
演目は、当館の定期公演でもお馴染み、「傾城阿波の鳴門~順礼歌の段~」と、その続き「傾城阿波の鳴門~十郎兵衛住家の段~」の二本立てです。
十郎兵衛、捕り手相手に大立ち回り! |
「傾城阿波の鳴門~十郎兵衛住家の段~」は、県内でも上演機会が少なく、なかなか見る機会の無い演目ということもあって、ご来場のお客様にも『名前は知ってた十郎兵衛を、はじめて見ました!』『順礼歌は何度も見たけど、続きはこんな話だったのか』と、お楽しみいただけたようで何よりでした。