2010年2月11日木曜日

【リポート】まつしげ人形劇フェスティバル2009冬大会(3)



 「まつしげ人形劇フェスティバル2009冬大会」(12月20日開催)のリポート最終回は、「舞台裏」の紹介です。

 松茂町総合会館3階ホールは、午前中に影絵劇団はなほな(松茂町)が公演しました。

影絵劇団はなほな(松茂町)

 午後は、とらまる人形劇団(プロ・東かがわ市)が公演しました。

とらまる人形劇団(プロ・東かがわ市)

 午前・午後公演ともに、3階ホールの公演は大成功でしたが、その裏方で音響スタッフががんばっていました。このホールは、音響と電源の管理にノウハウが必要なので、地元・松茂町の音響業者に機材と操作管理を委託しました。松茂町は人口1万5千人の小さな町ですが、結構、専門的な業者があるものです。

音響スタッフ

 各劇団が気分良く上演できるよう、控室(楽屋)の環境は大切です。加えて地球環境も大切なので、今回、控室のゴミ箱は4分別のエコタイプにしました。もちろん、会場のお客様用ゴミ箱も4分別です。

ゴミは分別してね

 「人形劇フェスティバル」のイベントの性格上、幼い子どもさんを連れた多くのファミリーが来場されます。そこで、「赤ちゃん室」を用意しました。普段は囲碁・将棋などに使用する小さな和室ですが、この日は赤ちゃんの授乳やおむつ替えのお部屋でした。

赤ちゃん室

 最後に、今年は新型インフルエンザが大流行しました。松茂町も例外ではありません。事前にチラシで来場者(お客様・出演者・スタッフ)に予防策をお願いするとともに、会場にも手指消毒液を配置しました。

手指消毒コーナー

 各劇団と多くのスタッフにより、「まつしげ人形劇フェスティバル2009冬大会」は成功しました。のべ730名のお客様に、楽しい1日を過ごしていただきました。

 来年(2010年度)は、秋・冬の2大会に分けず、1大会で開催する予定です(予定は未定)。くわしい内容が決まりましたら、積極的に広報しますので、ぜひご来場・ご観劇ください。


(文責:資料館主任学芸員 松下師一)