2017年7月16日日曜日

短期の草木染め教室の開催記録


 資料館の短期講座『草木染め教室』を開催しました。

 今回のコースでは、当館で普段行っている藍染めだけでなく、草木染めにも挑戦です。
 全3回でハンカチとストールなどが完成します。



1日目(6/17)、まずはコースの説明からです。


伸子張りでピンと張って、段染めにします




白いところを白いまま残すのが、難しい…!

 1日目は、まずは藍染めの基本を学んで、ハンカチを染めました。白い部分を残す時は、白いところを触らないようにするのが一番のポイントです!


2日目(7/1)、草木染めの染液を作るところからスタートです!


袋に入れた「玉葱の皮」を煮出した液で、染めていきます。



鮮やかな玉葱の黄色と、藍染めの青のコントラストが染め上がりました!

 2日目は草木染めを学びました、玉葱の一番外側の茶色いカリカリの皮を沢山集め、袋に入れ、グツグツと煮出した茶色い液で染めていきます。液の色と違って鮮やかな黄色に染まりました!


3日目(7/15)、最終日は藍染めです


板とクランプで形を作って染めてみます、どんな模様になるでしょう…?


チェック模様が出来上がりました!

  3日目は、それぞれにお好みのストールなどの生地を選んで、藍染めを行いました。
 皆さん、それぞれにオリジナルの作品が出来上がりました!


 藍染め教室の短期コースは夏期、冬期の2回で開催しております。
 冬期は「藍染めと織り」をテーマに企画中です!

2017年7月11日火曜日

夢フライト藍染めお土産づくり



 松茂町では毎年、夏休みの時期に「夢フライト国際交流事業」を実施しており、町内の中学生20名がオーストラリアでのホームステイに向かいます。
 そこで、ホームステイ先のご家族へのお土産づくりを当館の藍染め施設で行っております。


まずは藍染めの説明、CATVさんの取材も入っていました。

藍がめの中の液に浸して、染めていきます。



藍が目はちょっと低い位置にあるので、ちょっと姿勢がツライ!

 一人2種類ずつ、すてきな藍染作品が出来上がりました。
 出発は7月下旬とのこと、ホームステイ先のご家族に喜んでもらえると良いですね!


2017年7月9日日曜日

夏の子ども陶芸教室が開催されました


 今年も「夏の子ども陶芸教室」が開催されました。
 1日目に形を作り、2日目にけずり整え、3日目に釉薬で色をつける。
 これら全3日間の行程になります。
 指導して頂く講師は、大谷焼伝統工芸士の田村佳代先生です。
 田村先生には、毎年二回の大人による陶芸教室でも指導して頂いております。

まずは先生が「菊練り」のお手本を

子ども達も挑戦です!

 大きな土の塊をこねるのは、とても大変!
 先生はひょいひょいとこねていますが、むずかしい!


湯飲みを形作っていきます

 菊練りのあとは、ろくろを使って手びねりで形を作ります。

沢山出来ました!

大きめのお皿もうまく仕上がりました!

 今日は、形を作るところまでで終了です。次回はけずりで表面をきれいに仕上げます。

 焼き上がりの予定は夏休み最終日でもある8月31日です。
 皆さんの作品の仕上がりが楽しみです!