2009年10月27日火曜日

ふれあい座「阿波人形浄瑠璃芝居フェスティバル」に出演

あわぎんホール前にはためく、ふれあい座の幟
 先週末(10月24日・25日)、あわぎんホール(徳島県郷土文化会館)で行われた第12回阿波人形浄瑠璃芝居フェスティバルに、当館を拠点に活動する“ふれあい座”が出演しまたした。

 このフェスティバルは、徳島県内の人形浄瑠璃座や太夫部屋が勢揃いする大イベントで、7月の阿波人形浄瑠璃夏季大会と並ぶ、いわば「秋の県大会」です。

 ふれあい座の演目は「壷坂観音霊験記」で、日曜の午後に出演しました。

 当初は日曜の午前中に他の演目で出演が予定されていましたが、役者(人形操り)の体調不良により、午後のこの演目に変更になりました。限られたメンバーの中で代役を立てるのは難しく、時間・演目が変更になった次第です。あしからずご了解ください

太夫・三木早苗、三味線・竹本友和嘉

 太夫の三木早苗さんと三味線の竹本友和嘉師匠は聴かせます。観客の心をつかみます。

盲目の沢市は、妻・お里に手を引かれて壷坂寺へ

 急な変更でしたが、人形芝居は上手くできました。“夫婦愛”の微妙なやりとりが、巧みに表現されていました。

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 このほか松茂町から、土曜の午前中に“松茂浄瑠璃クラブ”と“長原小学校6年生”が出演しました。

 長原小学校は6年生の総合学習の一環として、平成座(徳島市川内町)の指導を受けて“義太夫(素浄瑠璃)”に取り組んだものです。川内子ども浄瑠璃クラブ(徳島市川内町)・藍住東小学校(板野郡藍住町)と一緒に出演しました。子どもたちが郷土の伝統を体験する取り組み、とても素晴らしいですね。