毎年1月下旬から2月中旬にかけて、町内の小学3年生が当館へ社会科見学にやってきます。
今日は午前中、長原小学校の3年生7名と担任の先生が見学に来てくれました。学習のテーマは、「昔の暮らし」と「昔の道具」です。
最初に、松下師一(まつした のりひと)主任学芸員が、「資料と歴史学」について話をしました。
続いて「常設展示室」の見学です。館内に移築された260年前の民家について、主任学芸員から説明を聞きます。イミテーションでなく、本物を移築したことを知った児童からは、驚きの声が上がりました。
せっかくの社会科見学の機会なので、特別に「収蔵庫」を見学しました。棚にずらりと並んだ多種多様の民具に、子どもたちは興味津々でした。
今日の見学では、松茂町文化財保護審議会の入交裕先生も、ボランティアで解説に来てくださいました。入交先生の実体験に基づく具体的な話(民具の使用方法や昔の暮らし)に、子どもたちも皆納得していました。
来週は連日、松茂小学校と喜来小学校の見学があります。