ご無沙汰しています。「南の資料館リポート!」第2回の話題は、プランターですくすくと育っている「藍」です。
「藍」は150年以上むかし、江戸時代の阿波国(徳島県)の特産品で、主に木綿を紺色に染める「藍玉」(「すくも」ともいう)の原料として、主に吉野川流域の畑で栽培されていました。当時は、松茂町でも栽培されていた記録が残っています。
当資料館では、郷土ゆかりの講座として「藍染め講座」(講師:舩井由美子学芸員)も開催しており、その教材の一つとして、資料館東側のプランターで少しばかり「藍」を栽培しています。
* * *
それでは、藍の観察日記スタート!
◇6月5日(日)くもり
毎年、資料館では、藍を育てています。今年も澤田さんが、植え付けにきてくれました。少し苗が大きくなりすぎたようで、風であおられ元気がありません。早く根付いて大きくなってほしいなぁ。藍は、水を沢山ほしがるそうなので水やりを、たっぷりお願いしました。
毎年、資料館では、藍を育てています。今年も澤田さんが、植え付けにきてくれました。少し苗が大きくなりすぎたようで、風であおられ元気がありません。早く根付いて大きくなってほしいなぁ。藍は、水を沢山ほしがるそうなので水やりを、たっぷりお願いしました。
◇6月26日(日)大雨
台風5号の影響で、湿度も高く大雨です。風が思ったより吹いていないので、藍には、丁度良い雨になりました。1週間前より更に緑が増して葉も大きくなっています。充分根づいている様子です。
台風5号の影響で、湿度も高く大雨です。風が思ったより吹いていないので、藍には、丁度良い雨になりました。1週間前より更に緑が増して葉も大きくなっています。充分根づいている様子です。
◇7月10日(日)晴れ
ずいぶん立派になりました。資料館の「藍染め講座」では、プランターの「藍」を使用した生葉染め(なまばぞめ)の準備が進んでいるようです。次回のリポートでは、生葉による「叩(たた)き染め」の様子をリポートしますね。
ずいぶん立派になりました。資料館の「藍染め講座」では、プランターの「藍」を使用した生葉染め(なまばぞめ)の準備が進んでいるようです。次回のリポートでは、生葉による「叩(たた)き染め」の様子をリポートしますね。
(文化情報調査員 南)
〔続く〕