引き続き「まつしげ人形劇フェスティバル2010」の最終日、12月19日(日)の資料館会場から、「絵本の料理人さなえちゃん」の公演の様子と、ワークショップ「影絵であそぼう」の様子をリポートします。
朝10時、資料館常設展示室前特設会場で、絵本の料理人さなえちゃん(東京/プロ)の「ドラゴンまるのぼうけん」と「ガブルくんとコウモリおに」の2本立てが始まりました。
最初、出足の悪かったお客様も徐々に増えていき、最後は満員になっていましたね。
この会場で「ドラゴンまるのぼうけん」を上演するのは、2007年10月の国民文化祭「まつしげ人形劇フェスティバル」以来です。
さなえちゃんも故郷・徳島県での上演とあって、かなりの意気込みです。親戚の方や、城東高校の同窓生の方も、観劇されていたようです。
12時からは常設展示室内に設けた「影あそび場」で、影絵ワークショップの始まりです。
指導をしてくださるのは、もちろん地元・松茂町のプロ劇団「影あそび劇団ジョイホナ」の“やまちゃん”こと山崎康忠さんです。
隣の図書館会場で11時から上演だった「影絵劇団はなほな」を観劇したお客様が、大挙して影あそびワークショップに来てくれました。まさに「観感楽学」〔かん・かん・がく・がく〕(観て・感じて・楽しく・学ぶ)です。
午後も14時から、常設展示室前特設会場で、絵本の料理人さなえちゃんの公演でしたが、ちょっと陽射しが強くてプロジェクターのスクリーンが見にくかったようです。主催者として反省です。
それでも楽しい2本立て公演は、拍手喝采の中で終了。最後に、“チョコラボンボンの実”(なんのこっちゃと思う方は、ぜひ人形劇「ガブルくんとコウモリおに」をご覧ください。)をお客様にプレゼントです。
寒い12月のイベントですが、人形劇を観た後は、きっとみんなの心が温かくなっていることと思います。
(つづく)