2011年1月28日金曜日

【リポート】まつしげ人形劇フェスティバル2010★(8)

 
 今年の「まつしげ人形劇フェスティバル2010」では、協賛行事として「藍染めワークショップ」が行われました。フェスの会場である資料館には、附属施設として「藍・陶芸作業棟」がありますから、これを有効活用して、「かわいらしい人形」や「クリスマスの飾り」をモチーフに、藍の型染めを体験してもらおうという趣向です。

 もちろん、「文化立県とくしま推進会議」(事務局・県庁とくしま文化推進課)のキャンペーン「阿波藍×未来形プロジェクト」にも協賛しています。

 無地のハンカチや、あらかじめ黄色に草木染めをしておいたハンカチに、型紙を置いて糊を塗り固めます。様々なデザインの型紙や草木染めハンカチは、舩井学芸員と町民ボランティア「資料館藍染めの会」の皆さんが、数ヶ月前から準備してくださいました。



 写真は、藍の液に浸ける前の「糊置き」作業の様子です。



 次の少年は、主催者の意向(人形劇やクリスマスをモチーフに藍染めする)と違って、お正月のデザイン(伊勢エビ)を「糊置き」していますね。主催者としては困惑してしまいますが、上手にできているので、まあOKとしましょう。



 こうした「糊置き」作業の後、別棟に移動して藍の液で染めます。

 皆さん、上手にできましたね。



(つづく)