2018年4月22日日曜日

4月の人形浄瑠璃定期公演を行いました


 松茂町歴史民俗資料館では、毎月第三土曜日の午後2時から、地元人形浄瑠璃一座「ふれあい座」による定期公演を行っております。




  冬の寒い時期と、真夏の暑い時期は空調の関係から館内に特設舞台を組んで上演しておりますが、天候に恵まれた春・秋には屋外舞台を会場に開催しております。

 今月は21日(土)に開催しました、演目は「傾城阿波の鳴門~順礼歌の段~」です。


おつるが娘だと気付くも、様々な思いから追い出す母のお弓

 定期公演では、母と娘のシーンが中心の「順礼歌の段」を上演しております。母と名乗れぬお弓の切ない思いや、一人旅をする幼いおつるの苦難の様子に、観客の心も揺れ動きます。親子の運命はこの後どうなるのか…。
 (この続きとなる演目「傾城阿波の鳴門~十郎兵衛住家の段~」は、当館では人形劇フェスティバル・特別公演などで観ることが出来ます。今年度の開催は現在日程調整中です)

 入館・観覧無料です、皆さまのご来館をお待ちしております。